会社名:博多エキナカ司法書士事務所
事業内容
(1)相続
(2)家族信託
(3)債務整理 など
ホームページ:https://hkt-e-office.com/
インタビューにご協力いただきました!
入居者インタビュー第3弾となります今回は、2022年4月よりQのシェアオフィスに
ご入居いただいております、博多エキナカ司法書士事務所の山野さまにお話を伺っていきます。
山野様に会社のこと、Qのことについてインタビューにお答えいただきました!
日永田(以降ひ):本日はお忙しい中インタビューにご協力下さいましてありがとうございます!
早速ですが事業内容を教えてください。
山野さま)ひえださん、司法書士ってどんな仕事をやってるかピンと来ますか?
ひ)え…(いきなり逆質問!)
正直、借金返済をお手伝いするイメージが強いです(笑)
山野さま)CMや街中の広告でよく目にしますしね(笑)
でも正にその通りで、債務整理や生活再建のお手伝いをしています。
また、遺産相続に伴って発生する「不動産の名義変更」「遺産の分割」等に
必要な書類の作成・手続きも行っています。
最近は終活や遺言など全部ひっくるめて「ライフエンディング」
と言って、ポジティブな印象になってきていますね。仕事の内容は一般的にはあまり
知られていなかったり、地味ではあるんですけど、社会的意義や誰かの役に立てる仕事
なのでやり甲斐を感じています。
ひ)相続や終活の書籍もたくさんありますし今後も需要は増えそうですね。
「ライフエンディング」は初耳ですが、確かに前向きになれそうな言葉です!
司法書士として山野さんご自身が得意としている分野・強みなどあれば教えて下さい。
山野さま)士業である司法書士は定年がないので、ベテランの先生方が数十年かけて培ってきた
強みには正直太刀打ちできません。しかし、私の考える強みは良い意味で
「しがらみがないこと」ですね。専門ではない分野まで無理に囲い込むようなことは
せずに、よりお客さま目線で中立的な立場からご提案が出来ますし、何より私が一貫して
担当させて頂くのでスピーディーな意思決定や柔軟なサービスが強みですね。
ひ)今現在は司法書士として独立されていますけど
独立前はどのようなお仕事をされていらしたんですか?
山野さま)大学を卒業してすぐ福岡県庁に入り6年ほど在籍しました。その後は県庁を退職して
フリーランスとして働きつつ司法書士試験の勉強をしていました。
合格後は司法書士事務所で経験を積んで、今年の4月に独立して現在に至ります。
ひ)県庁をお辞めに…すみません、率直に勿体ないなぁと思ってしまったのですが(笑)
山野さま)皆さんに良く言われます(笑)司法書士の尊敬する先輩からも言われた事がありまして
間違ってたのかな?と思う時もありました。でもフリーランスとして働いていた時に、
この仕事は誰かの為になっているのか?人の役に立っているのか?と疑問に思っていて、
出した答えがこの司法書士という仕事でしたし、実際にお客さまから「相談して良かった」
「安心した」という言葉を頂くと間違っていなかったなと実感しています。
ひ)独立しようと思ったきっかけは何ですか?
山野さま)これ…多分カットになると思うんですけど(笑)
ひ)あ、大丈夫ですよ!安心してください。カットしておきます^^
山野さま)司法書士事務所に勤める際の面接で「こうあるべき」という拘りが強く出てしまって
語ってしまったんですよね…面接ではNG行為なんですけどね(笑)
ひ)NGですね~(笑)何を語ってしまったんですか?
山野さま)お客さまに対してはこうするべき、司法書士はこうあるべきという理想を熱く語って
しまいまして…。やはりお客様目線で考えた時に「士業」に相談する一番のメリットって、
専門家でないと考えつかない解決法をアドバイス出来る点や選択肢を広げてあげられる点
だと私は思っているんですよね。その中で私はお客さまにとって良いアドバイスだと
思ったら、例えこちら側に多少のデメリットがあったとしても言っちゃうタイプなので、
雇う側からすると…ね(笑)どの司法書士事務所もボランティアで経営しているわけではない
ので会社側の意見も理解出来ますし、否定するつもりも全くありません。
でも私は会社が決めた損得の線引きを飛び越えたいんですよ。
そんなマインドを前面に出してたら面接官も言いたくなりますよね
「キミ独立向きだね~」と(笑)会社に迷惑をかけずに一匹狼でやっていった方が私には
向いてるなと、面接を受けて再認識したので独立を決めました。
ひ)貴重な裏話をありがとうございます!独立するに当たって、なぜQを選んで下さったんですか?
山野さま)通勤経路でQが出来た時から存じていて、独立するか別の事務所で働くか悩んでいた時に
ちょうどQの前を通った時に「2名ブース1名利用プラン」が目に入りまして…
ひ)今は亡き幻のプランですね(笑)
山野さま)もうないんですか?!
ひ)おかげさまで満員御礼でございます、ありがとうございます。
山野さま)他には立地はもちろんなんですけど、スタッフさんが良い方ばかりだったのも好印象
でしたね。受付やその他のスタッフさんはアルバイトの方なんだろうなと思って
お話していたら、JR九州の社員さんと聞いてビックリしたのと同時に安心感があったのも
決め手ですね。
ひ)ありがとうございます。嬉しい限りです!ここは(も)キッチリ使わせていただきます(笑)
山野さま)相談時の対応も迅速で助かりました。数日前にQの通路に掲出している看板や
販促に関して規定や規則についてスタッフさんにお尋ねした際もレスポンスが早くて、
すぐにJR九州の関係各所に繋いで頂いて、スピーディーに事が進んでいったので
ありがたかったですね。
ひ)ありがとうございます!JR九州直営ならではの強みでもありますので
今後もQとスタッフを使い倒して下さい!逆に、Qに対してもっとこうして欲しい、
こうすればいいのにって思う事はありませんか?
山野さま)要望ではないのですが…Qの8名会議室あるじゃないですか?あの良さを
全然アピール出来てないと思うんですよね。防火扉の奥にまた扉がある会議室なんて
普通はないですし、私のようにお客さまのプライベートや個人情報を扱う人には
持って来いの防音性なのでもっと推して行くべきですね!写真だけでは伝わっていない
と思うので勿体ないと思います。
ひ)ありがとうございます!私個人としては6名会議室の方が小窓があり開放感があって
「映え」てるので、私的には6名を推したいんですけど、、
山野さま)いやいや8名会議室ですね!私は「映え」より断然「防音」派です(笑)
ひ)「使い分けが可能」と言う事で、この論争は一旦終わります(笑)
ひ)次の質問ですが、ここQはインキュベーションや共創に力を入れており、国内はもちろん
海外の企業さまにもご入居頂いていますが、山野さんご自身はここQでどんな方と一緒に
お仕事をしたいですか?
山野さま)税理士の先生や不動産の仲介をされている方と協業したいですね。我々同士も打合せが
容易ですし、お客さまにとってもQという一つの場所で完結出来るのは便利だと思います。
ひ)最後の質問になりますが、今後どのような事業展開をしていきたいですか?
山野さま)展開ですか…難しいですね。事務所を大きくする事はあまり考えていなくて、
一件一件丁寧にやれるだけの事をやって行こうと考えています…ホームページに載せる
ようなフレーズが思いつかずすみません(笑)先にも挙げました相続にまつわるお金や
不動産だけにとどまらず、弁護士さんに相談するまでもない事柄なんかを気軽に聞ける
場所でありたいですね。駅の周辺には大手の事務所さんはありますが、
エキナカ司法書士事務所はその名の通り駅の中にあって好立地ですし、
もっと身近に感じてもらい地域に根差した司法書士事務所にしていきたいです。
ひ)私が負債を抱えてしまった時は、債務整理お願い致します!(笑)
山野さま、独立の秘話や楽しいお話をありがとうございました!
誠実さと芯の強さがとても印象的なインタビューとなりました。
「博多エキナカ司法書士事務所」さまの益々のご活躍を楽しみにしております!