■登壇者■
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 渡辺 翔太(JR九州から出向)
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 豊田 航太郎
トヨタファイナンシャルサービス株式会社 荒木 元太朗(西日本鉄道株式会社から出向)
■シリーズ概要■
このシリーズはJR九州と他社が共創する事例を取り上げ、なぜその取り組みするかをインタビュー形式やパネルで掘り下げていくことでJR九州の新しい取り組みをより多くの方に理解してもらい、さらに、JR九州の新しいビジネスパートナーの発掘につなげていくことを目指しています。
トヨタが開発したスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」は2018年から福岡市で実証実験。1年後の2019年秋からは、福岡、北九州の福岡県2市でサービスを開始しました。その際にJR九州、西日本鉄道の鉄道2社と、トヨタ自動車がタッグを組み、MaaSによる新しい持続可能な公共交通ネットワークの実現に取り組んでいます。
今回はこの「my route」に携わり現場で活躍する3社の若手担当者が、現場ならではの視点でトークセッションして頂きました!鉄道事業者や鉄道以外の事業者との連携を可能にするMaasってそもそも何?から気になる協業の経緯、アフターコロナとMaasのこれからについてなど。他では聞けない事業の裏側を、深堀りしていきます。また今回のお話は概念的なお話は少なく、実務よりの内容がメインとなっております。
8月25日木曜日、JR九州×○○シリーズの第5弾が開催されました。
今回は、JR九州×MaaSについてその裏側を深堀するというテーマで、オフライン25名・オンライン42名。マンスリーイベントとしては過去最多の合計67名の方々にご参加いただきました!たくさんのご応募ありがとうございました😊
今回は実務担当の3人がそれぞれの経験に基づいたことを中心に、my routeについてお話して頂きました。お三方の息の合った掛け合いや会社間の違いなども包み隠さず?🙄語って頂き、あっという間の90分間でした!
MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、
地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。
バス・鉄道の会社がMaaSに取り組むのはなんとなくわかる…でもなんでトヨタがMaaS?🤔
と思いますよね?トヨタグループのミッションは、人々の暮らしを支える全てのモノ・サービスを情報でつなぎ、クルマを含め‟街全体・社会全体“への貢献を果たしていく‟クルマを作る”以外の取り組みを進める!との事で、WOVEN CITYの取組み等も含めやはり壮大です🌏
業種も社風も違う会社が混ざり合い新たなモノを作っていく…傍から見ると楽しそうな取組みですが、やはり当事者のお三方は大変だったようで「UI/UXの観点から…」「次の打合せはメンチャクで…」等など。まず初めに普段当たり前のように使っている会社用語の違いに戸惑ったそうです。会社用語以外にもトヨタは朝礼が英語だったり、考え方・ビジョンも違います。しかし隔たりがあっても、分かり合えるまで語る(飲むと同意🍺)ことで絆を深めて行ったようで、そこは会社に関係なく共通だったようですね😁
かく言う私も鉄道に携わっていたので「その列車はウヤで」「フラッシャーしてアイドルになった!」「やわやわー」など知らない人には謎の用語を当たり前のように使っていました…まだまだありますがキリがないのでヤメておきます🙊
会社間の違いなど様々な壁を乗り越えて、試行錯誤しながら作ったmy routeアプリ。使いやすさ・見やすさに拘り、より便利でフレキシブルに「移動」できる仕組みが出来ました。さぁ次は実証実験です!
自信を持って世に送り出したmy routeでしたが…。下記の図の通り1年間は微増に次ぐ微増。その間もデジタルと紙で価格を変えるなど移行促進策も打って行きましたが、利用者に浸透するまで「辛抱の時期」が必要であることを実感したようです。どんなに良いものを作り出しても「お客さまの行動・習慣を変える」というのは時間が掛かるんですね😣
2018年のスタート実証実験ですが、前述したようにmy routeの売上比率は1年間ほぼ伸びず、実務担当のお三方も想定外の結果だったようです。Q&Aで参加者から荒木さんへ「伸びなかったプレッシャーをどう耐えたか」というご質問に対しては「耐えたというよりはMaaSやmy routeは浸透しないんじゃないか?と施策そのものを疑い続けた1年でした」と率直な感想を述べられていたのが印象的でした。
しかし一方で何かを変えていかなかければいけません。そこで「MaaS」「my route」の文言を敢えて封印し「スマ乗り放題」というキャッチコピーを使うことにしたそうです。「my routeできっぷを買う」ではなく「スマホできっぷを買う」という表現に変えたところ徐々に売上比率が伸び、my routeの売上比率は2年目で約50%、3年目で90%を超えるようになりました。もちろんキャッチコピーが全てではありませんが「伝え方」ってやはり重要なんですね😧
仕掛ける側が使いたい・浸透させたい「MaaS」や「my route」といった言葉は、実際に利用されるお客さまにとっては分かりにくいものだったようで、自分がいいと思ったから他の人もいいと思うはずだ!という思い込みを日頃から私自身がしていないか?と思わず我が身を振り返りました。
「お客さまの目線に立つ」
言葉では簡単ですが、本当に難しいことを再認識させられました🥺
トヨタ・西鉄・JR九州のタッグ以降、徐々に九州全体にエリアを広げるmy route。
ユーザー・事業者にとって使いやすいアプリであるためには、my routeの仲間を増やし続けることが大切です。今後は
・どこでも使える(新エリア展開)
・ いつも最新で便利なサービス提供(街の情報・チケット)
・ UI/UXの洗練(アプリ自体の洗練)
を更に推進していき
「すべての人の移動の自由」と「ずっと賑わう街づくり」に貢献するためにmy routeは進化を続けます!
昨今流行っているバーチャルリアリティーの世界も興味深く魅力的ですが、my routeを使った快適でシームレスな移動「体験」は私たちの暮らしを更に豊かなものにしてくれそうですね😄
本日は実際に現場で汗をかき東奔西走されたお三方に来て頂き、リアルなお話をお聞きしていきました!あっという間の90分でした!
渡辺さん・豊田さん・荒木さんの今後の益々のご活躍を心より応援しています✨
ありがとうございました😆
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