こんにちは、コワーキング&コラーニングスペース「Q」です‼
開業して2週間を立ちました。この2週間、およそ100人以上の方に利用していただきました。開業したばかりの「Q」にとっては大変嬉しいことです。これからも皆様に快適に利用していただくために、スタッフ精一杯頑張ります。
さて、今日のテーマに移りますが、「Q」はコワーキング&コラーニングスペースとして今、世の中に伝えていますが、ラーニングはパートナーのCO&CO様の語学学校の部分を指しています。コワーキングは、今世間ではやっている「シェオフィス・コワーキングスペース」というオフィス業態のことです。近年、福岡市内でも多くのコワーキングスペースが誕生し、各種のコミュニティが形成進んでいます。しかし、そもそもシェオフィス・コワーキングスペースって一体どういう意味でしょうか?
日本語でシェアオフィス/コワーキングスペースと書いていますが、英語だと「shared office」「co-working space」と書きます。文字的に共同で仕事する事務所・空間という意味です。
一見、シェオフィスもコワーキングスペースも同じように見えますが、実は少し違うところもあります。シェアオフィスは複数の企業や個人が同じオフィスの中に行って、オフィスの空間や設備等共同で使うことでコスト削減につながります。どちらかというとオフィスの意味が強く、共有とはいえ、個室タイプの部屋が多いです。
一方、コワーキングスペースは文字通りに上記のシェオフィスの特徴に加えて「Co」という「共同」の意味も含まれています。単純にコスト削減だけでなく同じスペースにいるほかの企業と共同で仕事することも目的になっています。いわゆる、コミュニティ形成に重きを置いてます。コミュニティを形成し、メンバーの間で新しいビジネスが生まれ、ともに次のステージに向けて成長していきます。
では、シェアオフィスとコワーキングスペースはどこで誕生したのでしょうか?普通に考えたらアメリカだと思う人もいるでしょうが、実はドイツです。
1995 – In the autumn of 1995, seventeen computer engineers create one of the first ever ‘hackerspaces’, C-Base, in Berlin, Germany. Hackerspaces are obvious precursors to coworking spaces.
出所:https://coworkinginsights.com/the-history-of-coworking/
1995年にベルリンのエンジニアたちはC-Baseというコワーキングスペースを設立しました。ここは今多くのco-working関連の情報サイトが公認した世界最初のコワーキングスペースです。
しかし、コワーキングスペースという概念は世の中に浸透してくれたのはアメリカの企業WeWorkでした。WeWorkはスタイリッシュな空間設計と潤沢なサービスの提供により、アメリカのスタートアップ業界の人々の心をつかみ、一気に普及してきました。それによって、これまで単に金のないスタートアップの人たちが使うオフィスというイメージからクリエイティブで最先端の企業や個人が集まるワークプレイスに変身しました。
日本発のコワーキングスペースは2010 年 5 月に神戸市でオープンした「cahooz(カフーツ)」で、同年 8 月には東京初で全国2番目の「PAX Coworking(パックスコワーキング)」(東京都世田谷区)が開設しました。12019年に全国に799箇所まで成長しました。コロナ発生後にこれまでテレワークをしなかった企業も一気にテレワークやリモートワークを進めてコワーキングスペースの需要はさらに拡大しました。
福岡のコワーキングスペースは「Q」のパートナーであるTheCompanyが最初のパイオニアで2016年にキャナルシティ店をオープンしてから、福岡市内のコワーキングスペースは飛躍的に増加してきました。特に福岡市の創業支援施設FGNが設立されてからスタートアップ支援をテーマに福岡市内の30弱のコワーキングスペースがFGNと連携し福岡市のスタートアップまたフリーランスの方を支援しています。最近、ホテルからコワーキングスペースに変換するケースも出てきており、さまざまの業界の方がこの分野に進出しています。
そして2021年6月30日、福岡コワーキングスペース業界に新しい風を吹き込んだのはコワーキング&コラーニングスペース「Q」です。ここは博多駅をベースに九州と世界をつなぐ「グローカルゲートウエイ」を築いていきます。
「Q」の特徴としてやはり立地ですね。博多駅直結という単語はほかのレンタルオフィスやコワーキングスペースも使うことがありますが、「Q」はJR博多駅の中にあります。徒歩0分という言葉は正しいかどうかもありますが、博多駅の地下1階に新幹線・在来線と地下鉄の真ん中にありましてともに2分で到着できます。
1 市川宏雄理事長、三宅博史主任研究員「日本のコワーキングスペースの現状と課題」
https://imp.or.jp/wp-content/uploads/2020/05/report-coworking-space-2.pdf